墨田区の繊維業界を牽引する丸和繊維工業株式会社の若き取締役、深澤信敬さんと映画鑑賞。『首』ネタバレしない⁉ 映画感想 Vol.1
こんばんは!
一年あっという間です。
みなさん、今年は何本の映画を観たかな?
ラコ天は、1、2、3、、、う~ん、数えきれないかも。
2023年ラストを飾る“ネタバレしない⁉ 映画感想”。
お相手は、墨田区の繊維業界を牽引する丸和繊維工業株式会社の若き取締役、深澤信敬さんです!
こんにちは!
実は映画館は久しぶり、という深澤さん。
「迫力がありそうな作品や、これは劇場で観ないと、と思う作品は映画館で楽しみます。
例えば、『キングダム 大将軍の帰還』。こういうのは、大きな映像で観ないと!
最近では、『THE FIRST SLAM DUNK』を映画館で、しかも楽天地で楽しみました。」
『キングダム』も『スラムダンク』も原作はマンガ作品だよね。アニメ好き?
「たまたまです。あまりアニメとか邦画、洋画は気にしないかな。
最も好きなのは、ミステリーやサスペンス。
伏線がたくさん散りばめられていて、それが回収されて謎が少しずつ解けていく感じが大好き。
サスペンスで記憶に残っているのは、ジョディ・フォスターがヒロインの『フライトプラン』。
飛行機の中で主人公の娘が行方不明になるってストーリー。
どんな作品でも、主人公を信じることが大前提だけど、この作品は誰が嘘をついているんだ⁉ 主人公がおかしいのか⁉ ぐっと引き込まれました。」
好きな俳優は?
「西島秀俊さん、いいですね!色気のある男性ですよね。
堺雅人さんも、演技がうまいなぁと思います。
そうそう、西島さん、は北野武監督の『首』で、キーパーソンになる明智光秀を演じますよね。
歴史モノも好きなので戦国時代なんて、サイコーです。今日は、『首』にしましょう!」
日本史最大のミステリーとされる本能寺の変を、北野武の目線で描く『首』。
どうだった?
「実は、北野武監督作品は観たことなく、初めての作品になったのですが、よかったぁ。
複雑な人間関係や、当時生きた人々の狂気に満ちた内面等が描かれていて、思わず見入っちゃいました。
人間臭さ、人間の執着といったものがひとつのテーマだったと思うのですが、戦国時代を生きるということが非常に生々しくて、侍の生き方がリアル。
西島さんが、織田信長に対する忠誠心が裏切りに変わるまでの葛藤をとても繊細に表現していて、さすが!と改めてファンになりました。
でもね、映画やドラマを観ていると、主人公や好きな俳優さんに共感することがあると思うのですが、西島さんには共感というか、同情しちゃった。
それもまた、彼の放つ哀愁みたいなもののせいなのかも。
衝撃的な映像の中で、ブラックユーモアが混じっていて、このあたりはNHKの大河ドラマでは観られないだろうなぁ。
ラストの終わり方が、いい意味でテーマを裏切るんですよ。
この作品、観終わったあと、誰かと語りたくなる。
こういうところが北野武流? ほかの作品も観たくりました。」
映画は久しぶり、という深澤さんが、話が止まらないなんて、『首』、観ないと損かも!
次回は、映画の後に立ち寄りたいお店と、深澤さんのお仕事についてお話をお聞きします。
深澤信敬さん
学校卒業後、金融系企業を経て、祖父が創業した丸和繊維工業株式会社に入社。服を身に着けた時のストレスを最大限少なくした自社ブランド「INDUSTYLE TOKYO」の販路拡大に注力し、海外に向けた展示会への参加も検討している。プライべートでは、2児の父親。
丸和繊維工業株式会社
ラッコ天使
出身地:ラッコ星
趣味:映画鑑賞、おいしいものを食べること、お得なものを見つけること。
将来の夢:錦糸町で映画祭を開くこと。