映画大好き、立花&向島の老舗パン屋、「かめぱん」三代目、佐伯信郎さんと映画鑑賞、『流浪の月』ネタバレしない⁉ 映画感想 Vol.2
先週から引き続き、映画大好き、老舗パン屋「かめぱん」三代目代表、佐伯信郎さんと一緒に、映画鑑賞をするのだ。
楽天地の映画フロアに到着。
チラシを前に
「『トップガン マーヴェリック』も観たいんだけど、悩むなぁ。『トップガン』は、僕ら世代の青春映画だよね。う~ん、でも、今日はしっとりじっくり観たい気分なので『流浪の月』」
『流浪の月』は、2020年本屋大賞受賞、凪良ゆうさんの同名小説を原作にした作品。
女児誘拐事件の当事者である被害者と加害者が、15年後に再会する、というお話。
フロアには、グッズが売ってますよ。
さて、佐伯兄貴の感想は?
「う~ん、非常に感想が難しい。映画って登場人物に共感するから、観てよかったぁってなるでしょ。今回は、正直共感できなかった。
加害者とされる男性を松坂桃李くん、被害者を広瀬すずちゃんが演じているのだが、単純な誘拐ではなく。家庭の事情ですずちゃんは家に居場所がなく、桃李くんは居場所を提供してあげて、その間に恋愛感情はない。
でも、周囲はそれでは納得しない。
すずちゃんは成長して彼ができるんだけど、その彼が横浜流星くん。
僕は、桃李くんにも流星くんにも共感はできなかった。でもね、客席のほとんどが、女性だったんだよね。
恋愛でもない、親子でもない、友情でもない、二人の関係。
女性は、すずちゃんの役に共感できるのかな。
共感はできなかったんだけど、桃李くんの演技はいい!
彼は役作りのために減量したそうだけど、いかにも15年経ったかのような雰囲気をまとっていた。
流星くんは、ちょっと嫌な役なんだけど、本当に嫌な奴と思わせる鬼気迫る演技力。
すずちゃんの子ども時代を演じていた白鳥玉季ちゃんは、子役の域を出て、女優感漂っていたね。
流浪の月、それぞれ演者のプロ意識を強く感じました」
恋愛でもない、親子でもない、友情でもない関係。
新しい関係をうまく表現した映画、
人とのつながり、関係ってひとつの言葉では言い表せないもんね!
来週は、カーアクション&恋愛映画大好き、佐伯兄貴と、映画終わりにおすすめのお店へ行きます!
ヒントは、こちら!
佐伯信郎
1952年、墨田区内で最も古くから創業するパン屋のひとつ、「かめぱん」の三代目社長。「焼きたて、揚げたて、作りたて」の“3たて”をモットーに焼き上げる数々のパンが好評で、“墨田区のパン屋”といえば名が上がる人気店に。今年は70周年に当たり、屋号やロゴを刷新するだけでなく、新たなパン作りのシステムに挑戦する。
https://kameya-group.com/
ラッコ天使
出身地:ラッコ星
趣味:映画鑑賞、おいしいものを食べること、お得なものを見つけること。
将来の夢:錦糸町で映画祭を開くこと。