映画イラストレーター高松啓二さんのおすすめ映画はコレ!!
こんにちは~! はじめまして! 錦糸町で映画祭を開催することを目標に、ラッコ星からやってきた楽天地の非公式キャラ、ラッコ天使です。 そのうち、公式キャラになる、かもしれません! ラコ天と呼んでね。 今月から、楽天地の楽しさをみんなに伝えるね。
今月から、墨田区にゆかりのある方、あるいは映画大好き!という方と、映画のお話、楽天地のおいしいところ、楽しいところを紹介しちゃいます!
第一回目は、映画スターのイラストを手掛けるイラストレーター、高松啓二さんと、楽天地デート!
チケット売り場で待ち合せ。
気難しい人だったらどーしましょ。
前から、ニコニコ笑いながらやってくる、あの人か⁉
よかったー、楽しそうなおぢさんで。
ダメダメ、お兄さんです。ボクの映画の師匠になるかもしれないんだから、師匠と呼びましょう。
高松師匠は、これまでどれぐらい、映画を観ているの?
「そんなん、数えられんよ。大好きな映画は、映画館で50回ぐらい観てるんやで」
はっ! 高松師匠は、関西の方なのだ。
でも同じ映画を50回て、単なるオタク、あ、独り言です。
ところで、映画スターをたくさん描いているイラストレーター、高松師匠のおすすめ映画はなんですか?
「ボクね、映画にハマるきっかけは西部劇だったんだよね。それもあって、
おすすめベスト3は、
1.『ワイルドバンチ』(1969年公開)
2.『アラビアのロレンス』(1962年公開)
3.『ヤング・フランケンシュタイン』(1974年公開)
1と2は変わらないけど、3は変わるかなぁ。今はこれ」
エレベーターで映画のフロアへ。
エレベーターの中で、楽天地のLINE情報を発見!
登録すると、毎月映画観賞券が当たるチャンスがあるのだ。
でも、ラコ天は一度も当たったことがないのです。次回こそは!
て、お得な情報を紹介している間も、高松師匠の映画談義が続くのだ。
「『ワイルドバンチ』も『アラビアのロレンス』は、劇場で50回ほど観てる。それぐらい、大好き!
『ワイルド・バンチ』はサム・ペキンパー監督の作品で、それまでヒーローはかっこいい人ばかりだったんだけど、この映画に登場するやつらは、とにかくむさいの。
なのに、かっこいいんだよね。とにかくかっこいい!
それが新しくて、新鮮。
さらに、ラストシーンがすっきりしない。いいのかいけないのか、投げかけるような終わり方。
それまで暴力シーンに自主規制があったり、ヒーローが最後までかっこよく、よかったねで終わる映画がメインだったけど、この映画あたりから反骨、反体制の視線で描かれる映画が生まれたんだよ。
“ニューシネマ”とも呼ばれたんだよね。
『アラビアのロレンス』も、無欠のヒーローではないよね。
そういうのに、むちゃくちゃ惹かれるんだよね。
それからね……」
高松兄師匠、しゃべりすぎです。
早くいかないと、映画が終わっちゃうよ~。
映画フロアに着きました!
今回は何を観る?
来週は上映中の映画のお話です!
高松啓二
映画スターのイラストやクラフト作品が大人気。アプリ版『ぴあ』で連載中の『水先案内人』ではコラムを、『大人向け映画ガイド』ではイラストを担当している。
Facebook
https://www.facebook.com/keiji.takamatsu.5
「みなと映画イラスト展BY高松啓二」4/1〜6/15
場所:みなと図書館(リンクはみなと図書館アクセス)
https://www.lib.city.minato.tokyo.jp/j/minato.html
ラッコ天使
出身地:ラッコ星
趣味:映画鑑賞、おいしいものを食べること、お得なものを見つけること。
将来の夢:錦糸町で映画祭を開くこと。